「セイヨウオトギリ」はヨーロッパ原産で後にアメリカにも伝播したキントラノオ目オトギリソウ科オトギリソウ属の多年草です。日本への渡来時期は不明ですが,野生化したものが各地で生育しています。 茎は直立し,よく分枝して,草丈は30cmから80cmになります。葉は楕円形で縁は全縁で対生します。花期は6月から7月で,枝先に集散花序をつけ,黄色の5弁花を多数咲かせます。本種の英名は「セント・ジョーンズ・ワート」で,薬草として知られています。