「カモミール」はヨーロッパから西アジア原産のキク目キク科ローマカミツレ属の一年草または二年草です。日本への渡来時期は江戸時代で,薬用植物として栽培が行われてきました。 茎は直立し,草丈は30cmから60cmになり,多数分枝します。葉は羽状複葉で2回から3回裂け,互生します。花期は5月から6月で,茎先に頭花を咲かせます。 本種の効能はリラックス効果,安眠効果,消化促進,鎮痛作用,保湿効果などがあり,ハーブティーや入浴剤,料理などに利用されます。