アメリカタカサブロウ

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 「アメリカタカサブロウ」は熱帯アメリカ原産のキク目キク科の一年草です。日本では1981年に確認され,現在では道端や湿地,荒地などで見ることができます。
 茎の下部は匍匐し,よく分枝します。茎の上部は直立し,草丈は20cmから70cmになります。葉は披針形で,縁には鋸歯があります。花期は8月から10月で,茎先の葉腋に白い頭花を咲かせます。本種は「タカサブロウ」に似ていますが,タカサブロウの葉は本種より幅広く,鋸歯が不明瞭になります。またタカサブロウは花後にできる痩果に翼があるのに対し,本種は翼がありません。(その違いは,この写真ではわかりません。)