「アキニレ」は本州の東海地方から九州にかけて分布するバラ目ニレ科ニレ属の落葉高木です。河原などの水辺などに生育し,樹高は13mから15m程度になります。 樹皮は灰褐色で小さな皮目があります。葉は倒卵形から長楕円形で縁には鋸歯があり互生します。花期は9月頃で,葉腋から淡黄色の花を多数咲かせます。花後には実をつけますが,実は翼果で楕円形の薄い翼を持った形をしていて,熟すと風に乗って遠くまで飛んでいきます。