「玄」とは黒や黒色のことです。 自分は黒だと言っても,まだ黒だとはいえないという意味です。奥義を究めていないことや,未熟であることを表しています。 漢の哀帝のとき,親戚や寵臣が政治を専横して,多くの人がこれに取り入ろうとしていた。そんな中で,揚雄は無欲に自分の信念を曲げずに「太玄経」を執筆していた。それを見ていた人たちが,「『玄』などと言っているが,まだ白いのではないか。」と嘲笑したという故事から生まれた言葉です。