磧礫(せきれき)に翫(な)れて
玉淵(ぎょくえん)を窺(うかが)わず

 「磧礫」とは小石が見えるような浅い川のことで,「玉淵」とは美しい玉を産する深い淵のことです。
 底の小石が見えるような浅い川に慣れ親しんで,宝玉の沈んでいる深い淵を覗き込もうとしないという意味です。つまらないものに慣れ親しんで,本当に素晴らしいものを見ようとしないことを表しています。