ツユムシ

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 「ツユムシ」は北海道から九州にかけて分布するキリギリス科ツユムシ亜科のバッタです。成虫の出現時期は6月から11月で,低地から山地の草原などで見ることができます。
  後脚が細長く,跳躍力があまりないため,外敵が近づいてもすぐには跳ねず,じっとしてやり過ごそうとする傾向があります。食性は完全な草食で,食草としているキク科植物があればその上に常駐します。
 セスジツユムシに似ていますが,ツユムシの方が小柄であり,前翅から後翅が大きくはみ出していることで見分けることができます。