「トゲヒシバッタ」は北海道から沖縄にかけて分布するヒシバッタ科のバッタです。成虫の出現時期は3月から11月で,池や水田近くの湿地などで見ることができます。 体色は暗褐色で翅が長いのが特長です。「ハネナガヒシバッタ」に似ていますがハネナガヒシバッタの翅が棒状に長く伸びているのに対し,トゲヒシバッタは先端にいくに従って徐々に細くなっています。胸部側面にトゲがあることが名前の由来になっています。