「ウラモンアカエダシャク」は本州から九州にかけて分布するシャクガ科エダシャク亜科のガです。成虫の出現時期は4月から5月と7月から9月の年2回で,主に低山地から山地で見ることができます。 翅は赤褐色から淡褐色まで個体差があり,内横線は途中でほぼ直角に曲がります。内横線と外横線の間には黒点がありますが,それがない個体もあります。本種は「ニッコウキエダシャク」に似ていますが,本種の外横線は前縁の端に伸びているのに対し,ニッコウキエダシャクの外横線は前縁の途中に伸びています。