「コアシナガバチ」は北海道から九州にかけて分布するスズメバチ科アシナガバチ亜科のハチです。成虫の出現時期は4月から11月で,山地の木の枝などに巣を作るほか,人家近くでも見ることができます。 日本産アシナガバチの中では最も小型で,黒い体色に赤褐色と黄色の模様があります。成虫は樹液や穴の蜜などを食べますが,幼虫の餌としてアオムシで肉だんごをつくり巣にもち帰ります。