フタスジモンカゲロウ
「フタスジモンカゲロウ」は北海道から九州にかけて分布するモンカゲロウ科モンカゲロウ属のカゲロウです。成虫の出現時期は6月から10月で,山地の渓流などで見ることができ,夜間灯火にも飛来します。
尾は3本で体色はクリーム色,腹部の側面に斜めの暗色の筋があります。幼虫は渓流のきれいな川底にいます。
上の写真の個体と下の写真の個体では前脚の長さが違います。前脚が短い個体は雌で,長い個体は雄です。
下の写真は,翅が白いので,最初はシロイロカゲロウの仲間だと思いましたが,よく見ると羽化したばかりの「フタスジモンカゲロウ」のようです。