ジョウカイボン
「ジョウカイボン」は北海道から九州にかけて分布するジョウカイボン科ジョウカイボン亜科の甲虫です。成虫の出現時期は4月から8月で林の周辺や草原などいろいろなところで見ることができます。
成虫・幼虫ともほかの昆虫を補食する肉食性です。体色は薄茶色のものが多いですが,上翅の縁が黒いものもいます。名前の由来は,諸説あるようですが,一説には昔ジョウカイボンと混同されていたカミキリモドキに触れるとひりひりと痛むところから,熱病で亡くなった平清盛の法名「浄海坊(じょうかいぼう)」と名付けられたと言われています。