「ヒゲナガオトシブミ」は北海道から九州にかけて分布するオトシブミ科オトシブミ亜科のコウチュウです。成虫の出現時期は5月から7月で,林縁のイタドリやコブシなどの葉の上などで見ることができます。 体色は赤褐色から暗赤褐色で光沢があり,上翅には条溝があります。雄は頭部が長く,触角も長いことが特徴です。成虫はアブラチャンやクロモジ,コブシ,イタドリなどの葉を食餌とし,雌はそれらの葉に卵を産みつけた葉を巻いて揺籃を作ります。