「ケブカトゲアシヒゲボソゾウムシ」は本州から九州にかけて分布するゾウムシ科クチブトゾウムシ亜科の甲虫です。成虫の出現時期は5月から9月で,広葉樹林内やその周辺で見ることができます。 羽化したばかりの個体は全体が青緑色の鱗片に覆われていますが,次第に剥げ落ちて黒くなってしまいます。また前脚には刺状の突起があります。本種は以前,「リンゴコフキゾウムシ」と呼ばれていましたが,改名されました。