キイロゲンセイ

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 「キイロゲンセイ」は本州から九州にかけて分布するツチハンミョウ科ゲンセイ亜科の甲虫です。成虫の出現時期は6月から8月で,生息場所は不明ですが,写真は標高600m程度の林縁にある外灯下のコンクリートの上で撮りました。
 体色は黄色ですが,死ぬと黄褐色の変色します。幼虫は,ハチの幼虫に寄生し,蛹になると外側から蛹の体液を吸って成長します。本種の体液には有害物質があり,体液が皮膚に付くと皮膚炎を起こします。