プライヤシリアゲ
「プライヤシリアゲ」は本州から九州にかけて分布するシリアゲムシ科の昆虫です。成虫の出現時期は5月から8月で,山地の渓流沿いや林内,林縁などで見ることができます。
日本のシリアゲムシの中では大型であり,体色は上から見ると黒ですが,体の側面と口吻の側面は黄色になります。翅の模様は変異があり,いろいろな模様が見られます。名前の由来は,この昆虫を発見した英国人のHenry Pryer氏から付けたそうです。
2枚目の個体は1枚目の翅の模様が違いますが,これもプライヤシリアゲだと思われます。