チャバネヒゲナガカワトビケラ

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 「チャバネヒゲナガカワトビケラ」は本州から九州にかけて分布するヒゲナガカワトビケラ科ヒゲナガカワトビケラ属のトビケラです。成虫の出現時期は5月から10月で,山地の渓流から平地の流れのある河川周辺で見ることができます。
 本種は「ヒゲナガカワトビケラ」とよく似ており,同定には距式を確認する必要があるそうです。距式とは前脚から後脚の脛部にある刺の数のことです。この距式はヒゲナガトビケラの場合は前脚から3−4−4となり,本種の雄は0−4−4で,雌は2−4−4です。写真から距式を確認すると前脚は1本だけ確認でき,中脚は4本確認できました。写真からは前脚に3本あるとは思えないので同定しましたが,ヒゲナガカワトビケラである可能性もあります。

 上の左の写真を見ると前脚に1本,中脚に3本刺が確認できます。また右の写真で中脚を確認すると4本の刺が確認できます。
 中脚の刺の生え方を考えると,前脚の刺の部分からもう一本生えている可能性があり,「チャバネヒゲナガカワトビケラ」と同定しました。