ダビドサナエ

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 「ダビドサナエ」は本州から九州にかけて分布するサナエトンボ科コガタサナエ亜科のトンボです。成虫の出現時期は4月から7月で,水質のきれいな河川の上流域から中流域近くの林縁などで見ることができます。
 全体に「クロサナエ」に似ていますが,ダビドサナエは複眼の後ろに2つの小さな斑紋があることで見分けることができます。名前の由来はフランスの生物学者である「ダビド」からつけられました。
→クロサナエ



←赤い○で囲まれたところがクロサナエと見分けるときのポイントの一つです。

 胸部の側面は「通常型」,「黄化型」,「黒化型」の3つのタイプがありますが,上の個体は「黄化型」で前の黒い線が途中で切れています。