「ヒメウラナミジャノメ」は北海道から九州にかけて分布するタテハチョウ科ジャノメチョウ亜科のチョウです。成虫の出現時期は4月から9月頃で,草原や林縁などで見ることができます。 後翅の裏に波形の模様があることが名前の由来になっています。「ウラナミジャノメ」とよく似ていますが,後翅裏の目玉模様がウラナミジャノメが3個であるのに対し,本種は5個であることで見分けることができます。 幼虫は、ススキやチヂミザサなどのイネ科植物を食草にしています。