「タテハモドキ」は九州から沖縄にかけて分布するタテハチョウ科タテハチョウ亜科のチョウです。南方系のチョウで以前は九州には生息しませんでしたが,近年では九州でも土着しました。 成虫には夏型と秋型があり,夏型は翅の裏はオレンジ色の地に大きな目玉模様があり,前翅の先端が丸くなっています。それに対し,秋型は枯れ葉模様で,前翅の先端が尖っています。 名前の由来はタテハ(ヒオドシチョウ)に似ていますが異なるところからこの名前が付けられました。