「クモガタヒョウモン」は北海道から九州にかけて分布するタテハチョウ科ドクチョウ亜科のチョウです。成虫の出現時期は5月から10月ですが,盛夏になると仮眠します。丘陵地から山地の森林やその周辺の草地などで見ることができます。。 翅の表には全体に黒斑が広がり,雄は前翅の表に黒い性標が現れます。それに対し雌の翅は全体に暗い色をしており,前翅の先に白い三角斑があります。(写真の個体は雄です)幼虫はタチツボスミレなどスミレ科の植物を食草にしています。
←赤い○の部分が性標です。