「コヒョウモン」は北海道と本州中部に生息するタテハチョウ科ドクチョウ亜科のチョウです。成虫の出現時期は7月から8月で,山地の樹林帯周辺の草地や渓流沿いなどで見ることができます。 翅の模様は「ヒョウモンチョウ」とよく似ていますが,前翅外縁がヒョウモンチョウは直線的になるのに対しコヒョウモンは丸くなります。また,前翅の後ろ角付近の2つの黒斑がヒョウモンチョウは分かれているのに対しコヒョウモンは繋がっています。
←○で囲んだ2つの黒点が,ヒョウモンチョウは分離しています。