サツマノミダマシ

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 「サツマノミダマシ」は本州から沖縄にかけて分布するコガネグモ科ヒメオニグモ属のクモです。成虫の出現時期は6月から8月で,平地から山地の日当たりのよい草地や森林など様々な場所で見ることができます。
 頭胸部は縦長で褐色をしており,腹部は黄緑色で前方側面に黄色い帯状の斑紋があります。名前の由来はその姿がハゼのみに似ており,その実を京都や福井の一部で「サツマの実」と呼ばれていたことからきています。

  下の2枚の写真は雄です。雄は雌に比べると脚が長く,腹部は小さくて全体に毛が生えています。