Lazarusのメニューバーの[ツール]の中に,「delphi変換」というものがあったので,うまく変換できるのか試してみました。使用したソフトは私が以前作った「ストップウォッチ」というものです。このソフトはソースコードが短く,難しいことはしていないので,試してみようと思いました。
結果は,ソースコードは読み込むことはできましたが,「実行」することは出来ませんでした。そこで,ソースコードはテキストファイルに保存しておき,新しいフォームに必要なコンポーネントを配置して,そこにソースコードをコピペしていくという方法で何とか動くようにしてみました。このファイルは自由に使ってかまいませんので,いろいろ試してみてください。
ファイルは下からダウンロードできます。
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↑zip形式の圧縮ファイルです。

このファイルを開くと左の図のようなファイルが並びます。
この中でファイルを開くことができるのは,図の中で選択されている「sw.lpr」またはその上の「sw.lpi」の2つです。
今回lazarusのソースコードを作ってみて,2つ気になることがあったので述べておきます。
1つめは,メッセージボックを作れなかったことです。lazarusでもメッセージボックスは作れると思うのですが,delphiと同じようなソースコードでは作れませんでした。そのため今回は,新しいフォームを作成し,それをメッセージボックスの代わりとしました。
2つめは,メッセージボックスを作成したとき,フォーム1からフォーム2の関連付けをしたとき,フォーム1からフォーム2の内容を参照することはできるのですが,フォーム2からフォーム1の内容を参照できませんでした。そこでフォーム2からフォーム1の関連付けをしようとしたらエラーが出て出来ませんでした。これも何か方法があるのかもしれませんが,今はわかりません。
最後にソフトの説明をしておきます。これはストップウォッチと同じ働きをするソフトです。
・[スタート]ボタンまたは[Enter]キーを押すと,時計が動き始めます。
・時計が動いている間は,何度でもラップを記録することが出来ます。
・止めるときは[ストップ]ボタンまたは[Enter]キーを押します。
・タイムの記録は,[記録の保存]ボタンを押すと,テキストファイル形式で「sw.exe」があるフォルダに作成されます。
・このテキストファイルは「UTF-8」形式の文字コードで保存されています。開くソフトによっては文字化けすることがあります。
・記録保存をしないで終了しようとすると,確認のメッセージが現れるので,[はい]か[いいえ]のどちらかを押してください。
※ メモコンポーネントに書き込まれる文字が薄くなっていますが,これはメモコンポーネントのプロパティ[Enabled]を false にしているためです。これを true にすると,[Enter]キーや[Space]キーがメモコンポーネントのカーソルに反応してしまい,スタートストップなどが作動しなくなります。delphiで作ったときは,メモコンポーネントの[Enabled]を true にしたまま,プロパティの他の項目を変更することで対応できたのですが,その方法を忘れてしまったため,できませんでした。
最後に,delphiで作った「ストップウォッチ」も載せておきます。デザインは違いますが,基本的な機能は同じです。(こちらのテキストファイルは「Shift JIS」の文字コードです。)
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