「エンレイソウ」は北海道から九州の低地や山林のやや湿った場所に生えるユリ目シュロソウ科エンレイソウ属の多年草です。 春になると茎の先端に葉を3枚輪生させ,さらにその中心から茎を伸ばして花を咲かせます。花びらに見えるのはガクであり,花弁はありません。 本種は有毒植物ですが,古代から薬草として利用され,延齢草(えんれいそう)の名前が付けられました。