「サルメンエビネ」は北海道から九州にかけて分布するキジカクシ目ラン科エビネ属の多年草です。低地から山地の林の中などに生え,4〜5月に花茎を伸ばし7〜15個位の花をつけます。 花の下部の赤褐色の模様がサルの赤い顔に似ているところから「サルメンエビネ」の名前がついたということですが,私はクリオネに見えてしまいます。このユニークな花が人気で,採取され数が減少してしまい,絶滅危惧II類(VU)に登録されています。