「オオバコ」は北海道から沖縄にかけて分布するシソ目オオバコ科の多年草です。他の植物が生えないような踏み固められた地面などで生育しますが,草丈が低いので他の植物が生えている場所では影に隠れて生育できません。 茎は短く根生葉を出します。花期は4月から9月で,10cmから20cmくらいの花茎を伸ばし小さな花を穂状につけます。葉が大きいところから「大葉子(おおばこ)」の名前が付けられました。漢字で「車前草」とも書きますが,馬車や牛車が通る道に生えるところが由来しています。