クサソテツ

トップ > ウラボシ目 > コウヤワラビ科 > クサソテツ属

　「クサソテツ」は北海道から九州にかけて分布するウラボシ目コウヤワラビ科クサソテツ属の多年生シダ植物です。陽当たりの良い湿地や山地の林縁などで見ることができ，草丈５０ｃｍから８０ｃｍくらいになります。
　地下には匍匐茎を出し，その先に新しい株を作り群生します。葉には栄養葉と胞子葉があり，栄養葉の幼葉は渦巻状に丸まり，その姿が人がかがんでいるように見えるところから「コゴミ」と呼ばれ，代表的な山菜の一つです。