「センボンヤリ」は北海道から九州にかけて分布するキク目キク科センボンヤリ属の多年草です。山地や丘陵地の明るい林床に生え,春と秋に花を咲かせます。 根出葉がロゼット状に発達し,葉の形は倒卵状長楕円形になります。写真のものは春型の花ですが,4月から6月頃に,花茎は10cmくらいで花の縁に白い舌状花をつけます。秋型の花は9月から11月頃に花茎が30cmから60cmくらいになり,その先に閉鎖花で筒状花をつけます。
下の写真は葉の様子です。全体に細かい白い毛が生えています。