「ギンドロ」はヨーロッパから西アジア原産のキントラノオ目ヤナギ科ヤマナラシ属の落葉高木です。日本には明治中期に渡来し,現在では北海道から本州中部に分布するほか,各地で植栽されています。 雌雄異株であり,雌株は枝が横へ広がり,雄株は枝が上へ伸びる傾向があります。葉の裏には毛が密集しており,銀白色に見えます。名前の由来は「葉の裏が銀色のドロノキ」という意味からつけられました。「ウラジロハコヤナギ」とも呼ばれます。
上は幹の様子で,下は樹木全体の様子です。枝が上に伸びているので,雄株です。