カルミア

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 「カルミア」は北アメリカからキューバ原産のツツジ目ツツジ科ハナガサシャクナゲ属の常緑低木です。日本に入ってきたのは大正4年で,東京市長がアメリカにサクラを寄贈したお礼として,「ハナミズキ」などと一緒に贈られ,観賞用として各地で栽培されています。
 樹高は2mから4mで,葉は厚みがあり表面には光沢があります。花期は5月から6月で,五角形の花をたくさん咲かせます。蕾は金平糖のような特徴のある形をしています。名前は北アメリカの植物を収集したスウェーデンの植物学者ペール・カルムにちなんでつけられました。