イヌムギ

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 「イヌムギ」は北海道から九州にかけて分布するイネ目イネ科スズメノチャヒキ属の多年草です。南アメリカ原産であり,日本には明治時代の初めに牧草として渡来し,現在では乾燥した草地や道端などで見ることができます。
 草丈は50cmから100cm程度で,茎は直立して叢生します。葉は広線形で先端は尖ります。花期は4月から6月で,茎の先端に円錐花序を出し,節から枝を伸ばして,それぞれに疎らに扁平の小穂をつけます。