「ヤドリギ」は北海道から九州にかけて分布するビャクダン目ビャクダン科ヤドリギ属の寄生性の常緑樹です。エノキ・ブナ・ミズナラ・サクラなどの落葉高木に寄生し,樹木から水分と栄養を吸収します。 葉は倒披針形からへら形で先端が丸く,肉厚で互生します。花期は2月から3月で,枝の先に黄色の小さな花を咲かせます。花後には黄色の果実ができますが,それを鳥が食すことで,他の枝や木に種子が運ばれます。