「セイヨウジュウニヒトエ」は北ヨーロッパ原産のシソ目シソ科キランソウ属の常緑多年草です。日本への渡来時期は江戸時代といわれていますが,帰化が確認されたのは1970年頃です。 常緑で秋から春にかけて葉は紫色を帯びており,春になると茎は匍匐して,節から根を伸ばして群生します。花期は4月から6月で,高さ10cmから30cmほどの花茎を伸ばし円錐状に青紫色から白色のの花を多数咲かせます。
下の写真は匍匐する茎ですが,この茎の様子から「ツルジュウニヒトエ」とも呼ばれます。