「クロマツ」は本州から九州にかけて分布するマツ目マツ科マツ属の常緑高木です。海岸の岩の上や砂浜海岸などで見ることができるほか,海岸線に防砂林として植栽されています。 樹高は30m程度まで伸びますが,50mを越えるものもあります。樹皮は灰黒色で亀甲状に割れ目が入ります。葉は二葉で先端に触ると痛みを感じます。本種は「アカマツ」と比較して力強いイメージがあるため,「雄松(おまつ)」とも呼ばれます。