ハクウンボク

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　「ハクウンボク」は北海道から九州にかけて分布するツツジ目エゴノキ科エゴノキ属の落葉小高木です。山地の落葉樹林内に生育し，樹高は６ｍから１５ｍ程度になります。
　樹皮は灰黒色で滑らかですが，古くなると縦に浅く裂け目が入ります。葉は倒卵形から広倒卵形の大きな葉で互生します。花期は５月から６月で，枝先に総状花序をやや枝垂れ気味につけ，白色の花を２０個程度下向きに咲かせます。名前は，白い花が連なって咲く様子を白雲に見立てて「白雲木（はくうんぼく）」と名付けられました。