ハマボウフウ

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 「ハマボウフウ」は北海道から沖縄にかけて分布するセリ目セリ科ハマボウフウ属の多年草です。海岸の砂地に自生していますが,海浜の浸食や海岸線の開発などで,近年自生地が著しく減少しています。
 葉は1回から2回3出複葉で,小葉は楕円形で肉厚で光沢があります。花期は5月から7月で,花茎の先にカリフラワーのような花を咲かせます。本種は山菜として食用にするほか,漢方薬や民間療法薬として利用されることもあります。

 葉は肉厚で光沢があります。また縁には鋸歯があります。

 花は地面に張り付くように咲きますが,ときには花茎が伸びることもあります。