「フキタンポポ」はキク目キク科フキタンポポ属の多年草です。ヨーロッパから中国原産であり,日本には明治時代に渡来しました。現在では,フクジュソウに似ていて早春に花を咲かせることから,正月向けの花として販売されています。 根茎は長く伸び,節から小葉を持った花茎が立ち上がります。葉は花の後につき,円形状心形で長い葉柄があります。花期は1月から4月で,タンポポに似た黄色い花を咲かせます。花後にはタンポポのような綿毛をつけ,種を飛ばします。