「カラスムギ」は北海道から沖縄にかけて分布するイネ目イネ科カラスムギ属の一年草から越年草です。ヨーロッパから西アジア原産であり,日本には有史以前に帰化したといわれています。 日当たりの良い草地や河川敷,道端などで見ることができ,草丈は60cmから120cm程度になります。花期は5月から7月で,花序は円錐形で一つの枝に5から10個の小穂をつけます。小穂は2cm程度と大きく,大きな包穎が特徴です。