アテツマンサク

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 「アテツマンサク」は本州中国地方から四国・九州にかけて分布するユキノシタ目マンサク科マンサク属の落葉中高木です。落葉樹林内などで見ることができ,樹高は5mから8m程度になります。
 葉は卵形で縁には鋸歯があり,互生します。花期は2月から4月で,葉が展開する前に4枚の細長い花弁を持った花を咲かせます。一般のマンサクは萼が赤色をしていますが,本種の萼は黄色をしていることが特徴です。名前は岡山県の阿哲地方で発見されたことが由来になっています。