「ツタバウンラン」は北海道から本州にかけて分布するシソ目オオバコ科ツタバウンラン属の一年草または多年草です。地中海沿岸地方原産であり,日本には大正時代に観賞用として移入されましたが,逸脱野生化し,住宅地の周辺でも見ることができます。 茎は糸状で地上を這い10cmから40cm程度になります。葉は長い柄があり円形から扁円形で掌状に浅く5裂から7裂します。花期は4月から10月で,葉腋に白色から淡青色の花を咲かせます。