「キングサリ」はマメ目マメ科キングサリ属の落葉小高木です。ヨーロッパ中南部原産であり,日本には明治初期に渡来し,庭木として各地で植栽されています。 樹高は5mから8m程度になり,枝は斜め上方に伸びますが,枝が柔らかいのでフェンスやアーチに誘引して仕立てることもできます。葉は3小葉で,小葉は楕円形から卵形で細かな毛が見られます。花期は5月から6月で,フジに似た黄色い花を咲かせます。本種は「キバナフジ」の別名があります。