「フラサバソウ」はシソ目オオバコ科クワガタソウ属の越年草です。ヨーロッパ原産であり,日本では明治初期に長崎県で確認され,現在では各地の草地や道端などで見ることができます。 草丈は10cmから30cm程度で,茎の先は直立します。葉は広楕円形で縁には大きな鋸歯があります。花期は4月から5月で,上部の葉腋から淡青紫色の4弁の花を咲かせます。名前はフランスの植物学者の「フランシェ」と「サバティエ」の名前を組み合わせて付けられました。