オオモミジ

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 「オオモミジ」は北海道から九州にかけて分布するムクロジ目ムクロジ科カエデ属の落葉高木です。「イロハモミジ」から自然発生した変種で東日本では太平洋側に多く,西日本では日本海側に多く見られます。
 樹高は15m程度にまでなり,樹皮は淡灰褐色で縦に浅く裂け目ができます。葉はイロハモミジより明らかに大きく,7裂しますが,5裂から9裂まで変異があります。花期は4月から5月で,複散房花序をつけ,15個から30個ほどの花を咲かせます。