「ホンシャクナゲ」は北陸地方から四国にかけて分布するツツジ目ツツジ科ツツジ属の常緑低木です。山地の岩場や尾根筋などに生育し,樹高は1.5mから5m程度になります。 葉は長楕円形で革質で厚く,枝先に集まってつき,互生します。花期は4月から6月で,枝先に総状花序をつけ多数の花を横向きにつけます。花は紅紫色から淡紅色で,漏斗型をしており,雄しべは一般的に14本あります。本種は日本固有種です。
花をよく見ると,めしべの周りに雄しべが14本あります。