「コバンソウ」は本州部以南に分布するイネ目イネ科コバンソウ属の一年草です。ヨーロッパ原産の帰化植物で,日本には明治時代に観賞用として渡来しました。 草丈は10cmから60cm位になり,7月から9月頃に茎の上部に特長のある花穗をつけ,その先は垂れ下がります。 名前の由来は,穂の形が小判に似ているところから付けられました。「タワラムギ」の別名がありますが,これは穂の形を俵に見立てたものです。