「ノミノツヅリ」は北海道から沖縄にまで分布するナデシコ目ナデシコ科ノミノツヅリ属の1〜越年草です。乾燥する道端や空き地などに生育しますが,葉や花は小さく,あまり目立ちません。 花は3〜6月にかけて咲きますが直径5mm程度と小さく,5枚の花弁よりガクが長くなります。 名前の由来は,「蚤の綴り」と書き,葉をノミの粗末な着物に例えたところから来ています。この命名の仕方は「ノミノフスマ」と同じですね。