「ワルナスビ」はアメリカ原産の帰化植物であり,現在では北海道から沖縄にまで分布しています。ナス目ナス科ナス属の多年草なので,なすやジャガイモに似た花を咲かせますが有毒であり,これを食べた家畜が中毒死を起こすこともあるそうです。 繁殖力は旺盛であり,地下茎や種子でよく繁殖し,駆除しても残った地下茎から再生して以前よりも殖えてしまいます。葉や茎に鋭いトゲもあり,始末に負えないところから牧野富太郎が「悪茄子(わるなすび)」と命名しました。
←茎や葉に鋭い刺があります。