ハンゲショウ

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 「ハンゲショウ」は本州以南から沖縄にかけて分布するコショウ目ドクダミ科ハンゲショウ属の多年草です。日当たりのよい湿地などに群生していますが,最近ではその生息地が減少しており絶滅危惧種に指定している県もあります。
 本種の特長は花のすぐしたにある葉の表面が白く変化することで,「片白草(かたしろくさ)」の別名があります。「ハンゲショウ」名前の由来は,旧暦の七十二候の一つである半夏生(7月2日ごろ)の頃に花を咲かせるところから名付けられたそうです。