「コテングクワガタ」はヨーロッパ原産の帰化植物で北海道から本州にかけて分布するシソ目オオバコ科クワガタソウ属の多年草です。日本には第二次世界大戦前に北海道に導入され,現在は野生化しています。 やや湿った道端や荒れ地などで見ることができ,5月から8月にかけて花を咲かせますが,白っぽい色に青から紅紫色の線が入ります。「テングクワガタ」に似ていますが,テングクワガタには花柄と茎の上部に長い腺毛あるのに対し,コテングクワガタにはありません。